『ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート2005』
小澤征爾さんが指揮をした2002年から、これを元旦に見るのが恒例になってます。
感動のあまり今日の再放送もまた見てしまった。(笑)
今年の指揮はニューヨークフィルの音楽監督・ロリン・マゼール。
やっぱりさー、ウィーンフィルって、豊かですごく品がいい音だよねって
素人の私が聴いてもよく分かるよねー。一糸乱れぬ調和のとれた音の素晴らしい事!
お正月らしく軽快な曲が多くて楽しい気分になる。
一番印象的だったのが、マエストロ自らバイオリンを手にして演奏しながら
ピチカート・ポルカを弾き振りしてたこと!
指で爪弾くバイオリンの音色にも表情があって良かった〜。
ロリン・マゼールのお茶目な姿もキュートでした。
そして毎年アンコールの最後はラデツキー行進曲を会場のお客さんも
手拍子で参加して締めるというのがお約束なんだけど、
今年はスマトラ島沖地震の被害に遭われた方を思い今年は中止だった。
これも異例中の異例らしい。今年のコンサートはそういう悲しみに
癒しを与えるような優しさと、それでも希望を持って頑張っていこう!
というメッセージがちゃんと伝わるものでした。
音楽は国境を超えると言うけれど、言葉の壁もないクラシック音楽は
本当に万国共通なんだろうなぁ〜。と思いました。
世界で10億人以上の人が同じ時間にこの放送を見てる。そう考えるとすごいよね〜。
あの会場に入れる幸運な人は約1800人。どうやってチケット手に入れんだろ?(笑)